そもそも「リーゼント」とはどういう意味?英語で「Regent」と記述するとの事。

ラジオを聞いていると、またひとつちょっと気になるカタカナ英語が耳に残りました。

「トレードマークのリーゼントが…」

リーゼント。。。

前髪をロールアップしたロックンロールな髪型なのはもちろん理解してますが、そもそもこの「リーゼント」とはどういった意味になるのでしょうか?

ちょっと気になったので、早速調べてみました。

「リーゼント」とは英語で「Regent」と記述して、本来の意味としては、王様や皇帝の代理として政治を行う関白、摂政。または、大学の理事、といった意味になるとの事。
ヘアスタイルについての謂れについて調べてみると、イギリス・ロンドンにある「Regent Street(リーぜント ストリート)」との大通りに由来した「Regent style(リーゼント・スタイル)」と言われる髪型で、ポマードなどを用いて両サイドから後頭部に向かって頭髪を流し、後頭部の中央で左右にぴたりと分割される髪型の事を言うのだそうです。また別名で「duck tail(ダックテール)」= アヒルのおしり、とも言われるとの事。
リーゼント、として想像していた、前髪を高く上げるヘアスタイルは、正式には「pompadour(ポンパドール)」と言い、フランス語を語源とする英語で、略して「Pomp(ポンプ)」と言うとの事。イギリスでは「Quiff(クイッフ)」と呼ばれ、エルビス・プレスリーに代表するロックンロール・ミュージックの普及とともに「duck tail(ダックテール)」=「Regent style(リーゼント・スタイル)」+「pompadour(ポンパドール)」のヘアスタイルが流行したとの事。やがて、両サイドから後頭部の「Regent style(リーゼント・スタイル)」=「duck tail(ダックテール)」は、手間が掛かる事から敬遠されるようになり、前髪を上げた「pompadour(ポンパドール)」のみが強調されるようになったのだそうです。その際、「Regent(リーゼント)」との名称だけが残り、そのまま定着したとの事。

なるほど。そもそもロンドンの通りの名前に由来する名称になるのですね。しかし、本当の意味は、関白、摂政、との事で、豊臣秀吉さんを思い出してしまいした。秀吉様御大がリーゼントになっているイメージでヨロシクR&R!って感じですね。
またひとつ勉強になりました。