葬儀の香典「新生活(しんせいかつ)」とは?

元々私の住んている地域には昔から普通にあったので、全国的にも当たり前にあるのもだと思っていました、葬儀の香典受付の際の「一般」「親族」と並んで、「新生活」という項目。

全国的には無いとの事で、逆に驚いている次第です。

そもそも「新生活(しんせいかつ)」の項目ができた由来に、第二次世界大戦の復興で、生活が困窮していた背景、また昔ながらの先祖代々の生活から、核家族化が進行したことによる、地域社会の連携の薄れがあるようです。「新生活運動」なる生活改善の市民運動の流れにより、自分の生活そのものが大変なのだから、香典も少額にして、そのかわり香典返しはいりません。そのようにしましょう。といったように取り決めをしたようです。

現在では北関東の一部に残っているのみで、全国的にみると特殊なようです。推奨している自治体もあるようで、時代の変化とともに文化が変わっていくように、伝統的な行事でも変わるべきものは変化すべきかと思います。

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