そもそも「しっぺがえし」とはどういう意味?漢字で「竹篦返し」と記述するとの事。

ラジオを聞いているとまたひとつ、ちょっと気になる語句が耳に残りました。

「シッペガエシにならないように…」

しっぺがえし。。。

悪い行いが自分に返ってくる、といった意味で使われていたのかとは想像できましたが、そもそもこの「しっぺがえし」、「しっぺ」とはどういう意味になるのでしょうか?

ちょっと気になったので早速調べてみました。

そもそも「しっぺがえし」とは漢字で「竹篦返し」と記述して、何かをされた時に即座にやり返す、といった意味になるとの事。そもそもこの「竹篦返し(しっぺがえし)」の「竹篦」は「しっぺい」と読まれ、竹に漆(うるし)を塗り作られた長細い板で、座禅などを組んでいる時に、肩や背中にバシっと気合を入れるあの道具の事なのだそうで、座禅を行う側、打たれる側と、この「竹篦(しっぺい)」を持って巡回する、打つ側とが交代で入れ替わる事に由来して、打っても打ち返される、といったイメージからそのように呼ばれるようになったのだとか。
また、手首の上側を指ではじく「しっぺ」もこの「竹篦(しっぺい)」に由来しているとの事。さらに、漢字の意味のそのまま「竹箆(たけべら)」と読む場合もあるとの事でした。

なるほど。「竹篦(しっぺい)」との仏教関連の道具に由来していたのですね。
またひとつ勉強になりました。