「狡兎死して走狗烹らる」とは何と読む?またその意味は?正解は「こうとししてそうくにらる」と読むとの事。

読書をしていると、またひとつちょっと意味不明なことわざ?を目にしました。

「ともすれば『狡兎死して走狗烹らる』となる…」

「狡兎死して走狗烹らる」。。。

まったく読めません。またまったく意味が分かりません。
手書きパッドで漢字入力で、早速調べてみました。

「狡兎死して走狗烹らる」とは「こうとししてそうくにらる」と読んで、必要な時は重宝されるが必要なくなったら簡単に捨てられる、といった意味になるのだそうです。中国の故事から言われていることわざで、初めの「狡兎(こうと)」とは、すばしっこい、またはずる賢いウサギ、との意味になるとの事。後半の「走狗(そうく)」とは、猟に使われる犬、猟犬、との意味になるとの事。続く「烹らる(にらる)」とは、煮る、との意味になるとの事。「割烹料理(かっぽうりょうり)」の「割烹(かっぽう)」で印象深い文字ですが、一文字で、煮る、との意味になるのだそうです。
合わせて読むと、すばしっこいウサギが死んでいなくなると、猟犬も必要なくなり煮て食べられてしまう。との意味になるとの事。

なるほど。不必要なモノは以前の功績など関係なく容赦なく捨てられる、と、ちょっと残酷な意味だったのですね。
しかし犬を煮て食べてしまうとは。。ちょっと想像できませんです。またひとつ勉強になりました。