そもそも「こけおどし」とはどういう意味?漢字で「虚仮威し」と記述するとの事。

ラジオを聞いていると、またひとつちょっと気になる語句が耳に残りました。

「そんなコケオゴシにはのらないよ…」

コケオドシ。。。

コケ、苔?で、脅す??

この「こけおどし」とはそもそもどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので、早速調べてみました。

「こけおどし」とは漢字で「虚仮威し」と記述して、見せかけだけで中身のない事や、見え透いたつまらない脅し、といった意味になるとの事。前半の「虚仮(こけ)」とは、そもそも仏教用語で、真実ではない、内と外が一致していない、との意味になり、浅い考え、愚か、といった意味になるとの事。これに、おどす(威す)として、愚かな考えでおどす、との意味になる模様です。また別の言い方で、虚仮威かし(こけおどかし)ともいうとの事。
また「威」の文字は、音読みでは、脅威(きょうい)威嚇(いかく)などと使われる「イ」と読み、訓読みでは、おどす、と読んで、おそれさせる、いかめしい、人を従わせるいきおい、などといった意味になるとの事。

なるほど。植物の苔(こけ)ではなくて、仏教用語の「虚仮(コケ)」なる語句だったのですね。
またひとつ勉強になりました。人生毎日が勉強ですね。