「猪口才」とは何と読む?またその意味は?正解は「ちょこざい」と読むとの事。

読書をしていると、ちょっと読みの分からない語句が目に止まりました。

「猪口才な奴だと…」
「猪口才な」。。

読めません。。まったく意味が分かりません。
早速調べてみました。

「猪口才」とは「ちょこざい」と読んで、小生意気、こざかしい、といった意味になるとの事。前半の「猪口(ちょこ)」とは、お酒を飲む「お猪口(おちょこ)」と同じ漢字になりますが、今回の場合は意味がなく単なる当て字になるとの事。「ちょこ」の意味としては、ちょこちょこ、ちょこっと、ほんの少し、との意味を含んだ「ちょこ」との事。最後の「才(ざい/さい)」とは、才能(さいのう)の「才」で、合わせて、わずかな才能、との意味になるのだそうです。少しの才能、との意味から、利口ぶった行いをする、生意気、とのイメージになり、小生意気な、小賢しい、といった意味で使われるようになったのだとか。

なるほど、時代劇のセリフなどで「チョコザイな」などと耳にしたことはありましたが、生意気、小賢しい、、との意味になったのですね。
まだまだ理解の足りない日本語がたくさんあります。人生毎日が勉強です。