「石鹸(せっけん)」と「シャンプー(shampoo)」の違いとは何?「石鹸」=「界面活性剤」になるとの事。

先日お風呂に入っている時の事、ボディソープとシャンプーを間違えて、ボディソープで頭髪を洗ってしまいました。その時ふと思いました。

「そもそも石鹸とシャンプーの違いって何??」
ちょっと気になったので早速調べてみました。

そもそも「石鹸(せっけん)」とは、動物や植物由来の油脂、いわゆる「アブラ」が原料になっているとの事。これらの油脂に、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を加え、化学反応(アルカリ)させて作るとの事。水と油の双方になじむ性質により汚れを落とす効果になるとの事で、その性質を持つ成分の事を「界面活性剤(かいめんかっせいざい)」というのだそうです。
この石鹼(アルカリ性)を頭髪の洗浄に使うと、洗浄成分が強く、うろこ状のキューティクルが開いてしまう事でギシギシになり、髪の毛にも負担になってしまうとの事。シャンプーは洗浄成分のほかに、シリコン、保湿剤、香料、防腐剤などの成分を添加して、髪の毛や頭皮に特化してケアする製品になるとの事。また「リンス(酸性)」は、石鹸(アルカリ性)成分を中和する役目になるのだそうです。
さらに調べてみると、「shampoo(シャンプー)」とは、インドで使われているヒンディー語に由来する語句で、マッサージをして頭皮と頭髪を清潔にする、といった意味になるのだそうです。

なるほど。「石鹸」=「界面活性剤」で、石鹸とシャンプーは基本的に成分がまったく違うのですね。
またひとつ勉強になりました。