読書をしていると、ちょっと読みの分からない文言が目に止まりました。
「…辺り一面灰燼に帰した状態で…」
「灰燼に帰した」。。
この「灰燼」とはなんと読むのでしょうか?またその意味は?
ちょっと気になったので早速調べてみました。
「灰燼に帰した」の「灰燼」とは「かいじん」と読んで、灰や燃えカスといった意味になるとの事。後半の「燼(じん)」とは、燃え残り、との意味になるとの事なので、そのまま、灰(はい)と燃え残り、との意味になるのですね。帰する(きする)、とは、最終的に落ち着く、従う、負わせる、などの意味になるとの事。合わせて、灰と燃え残りになった、との意味になるのだそうです。
「灰燼」は「ハイジン」ではなく「カイジン」と、「灰」を「ハイ」ではなくで「カイ」と読ませるのですね。なんで「かい」なのかと思って調べてみると、石灰(せっかい)と言うように「カイ」と普通に読まれておりました。改めて再認識です。
なるほど、話の流れから、すべて燃えてなくなってしまった、との意味になるのかと理解出来ました。
まだまだ理解の足りない日本語がたくさんあります。人生日々勉強ですね。