読書をしていると、またひとつちょっと読みの分からない漢字に目が止まりました。
「尽力の上、漸く実現した…」
漸く。。。
この、さんずい「氵」に、斬る(きる)の「斬」と書いて「漸」とは何と読むのでしょうか?
まったく分からなかったので、早速調べてみました。
「漸く」とは「ようやく」と読んで、これまでの努力が実現する、やっとの事で、などと言った意味になるとの事。「斬」の文字は、音読みでは、ザン、ゼン。訓読みでは、すすむ、ようやく、などと読んで、次第に、少しづつ進行する、物事の初め、水がしみ込む、川や海に流れ込む、などなどと言った意味になるのだそうです。
なるほど。さんずいに斬る、で、ようやく、と読むのですね。まったく知りませんでした。
またひとつ勉強になりました。