「巧言令色鮮し仁」とは何と読む?またどういう意味?正解は「こうげんれいしょくなくすにじん」と読むとの事。

雑誌を読んでいるとまたひとつ、意味の分からない語句に遭遇しました。

「巧言令色鮮し仁」

この「巧言令色鮮し仁」とは何と読むのでしょうか?またどういう意味になるのでしょうか?

まったく分からなかったので、早速調べてみました。

「巧言令色鮮し仁」とは「こうげんれいしょくなくすにじん」と読んで、孔子の論語で言われている語句で、人から好かれようとお愛想をする人には誠実でなく、仁の心が欠けている、といった意味になるのだそうです。「巧言令色鮮し仁(こうげんれいしょくなくすにじん)」の前半「巧言(こうげん)」とは、言葉巧みな様子。続く「令色(れいしょく)」とは、人にへつらう愛想のよい顔つき、との意味。「鮮し仁(すくなしじん)」の「鮮」は、鮮やか(あざやか)で馴染みのある漢字ですが、少ない、稀(まれ)などとの意味でもあるとの事で、思いやりの気持ち、などとの意味の「仁(じん)」と合わせて、思いやりの気持ちが無い、人としての気持ちが欠けている、といった意味になる模様でした。

なるほど。難しい言い回しでまったく分かりませんでしたが、お愛想を言ってすり寄ってくる者は人の気持ちが欠けている、信用できない、といった意味になるのかと解釈しました。
まだまだ理解の足りない日本語がたくさんあります。人生日々勉強ですね。