ラジオを聞いていると、またひとつちょっと気になるカタカナ英語が耳に残りました。
「カーストに属さないハリジャンを…」
「ハリジャン」。。
古い時代のインドについての話で、身分制度の話をしていたのですが、このハリジャンとはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。
「ハリジャン」とはアルファベットで「harijan」と記述、ヒンディ語では「हरिजन」と記述して、インドの身分制度、カースト制度に入らない最下層の人々の事を、かの有名なガンジー先生が、差別をなくそうと「harijan(ハリジャン)」= 神の子、と呼んだのだそうです。不可触賤民(ふかしょくみん)と呼ばれる最も差別される最下級の人々の事で、仕事も忌み嫌われる業種、清掃員、屠畜業、貧しい農民などにしか従事できなかったのだとか。また彼らハリジャンは、自分達の事を「Dalit(ダリッド)」と呼んでいたのだそうです。
なるほど。現在では法律で禁止されている身分制度、差別との事で、そういった悲しい歴史があった、とのお話をされている模様でした。
またひとつ勉強になりました。人生日々勉強ですね。