「グランギニョル(グラン・ギニョール)」とはどういう意味?フランス語で「Grand Guignol」と記述するとの事。

雑誌をパラパラ読んでいると、ちょっと意味のハッキリしないカタカナ英語に遭遇しました。

「劇団グランギニョルを…」

グランギニョル。。。

どこかで聞いた事があるような、無いような。。

ちょっと気になったので早速調べてみました。

「グランギニョル」、正しくは「グラン・ギニョール」と言い、フランス語で「Grand Guignol」と記述して、元々は1800年代後半から1900年代の半ばまで、フランスのパリにあった大衆を相手にする芝居小屋、見世物小屋の名前だったとの事。こちらで演じられていた、幽霊や殺人といった怪奇でグロテスクな演目で、さらには、笑いやお色気もあり、といった下世話な出し物を演じていたのだそうです。これに由来して、殺人などを題材にした血なまぐさい物語、でたらめで荒唐無稽な芝居などを、「グラン・ギニョール(Grand Guignol)」と呼ぶようになったのだとか。
「グラン・ギニョール(Grand Guignol)」の前半「グラン(Grand)」とは、英語の「グランド(Grand)」と同意で、大きい、素晴らしい、といった意味。後半の「ギニョール(Guignol)」とは、そもそも古い時代に人気を博した人形劇の主人公の名前で、そこに由来して、英語ではパペット(puppet)と言われる、指で操る指人形の事を言うようになったのだそうです。合わせて直訳すると、素晴らしい指人形、となりますが、ブラックな内容もある大人の為の演劇、とのイメージになる模様でした。

なるほど。どこかで聞いた事のある語句でしたが、そのような意味だったのですね。
まだまだ理解の足りない語句がたくさんあります。本当に毎日が勉強です。