「けんさんをつむ」の「けんさん」とはどういう意味?漢字で「研鑽を積む」と記述するとの事。

ラジオを聞いていると、またひとつちょっと気になる語句が耳に残りました。

「ケンサンをつんでおられた…」

「けんさん」。。。

高倉健、ケンさん、、じゃない事は分かりますが。。

なんとなく聞いた事のある「ケンサンをつむ」との語句ですが、これっていったいどういう意味になるのでしょうか。
ちょっと気になったので早速調べてみました。

「けんさんをつむ」とは漢字で「研鑽を積む」と記述して、「研鑽(けんさん)」とは、勉強を重ねて磨きをかける、深く探究する、といった意味になるとの事。主に「積む(つむ)」と合わせて使われ、日々学問を重ねてより高みを目指す、といった意味になるのだそうです。
「研鑽(けんさん)」の「研(けん)」とは、研究(けんきゅう)や、研磨(けんま)で、馴染みのある文字ですが、訓読みでは、とぐ、みがく、と読んで、刃物を研ぐ、磨きをかける、物事をきわめる、などといった意味になるとの事。後半の「鑽(さん)」とは、細かく見ると、「金(キン)」の、金偏に、「先」ふたつと「貝」で構成される文字で、訓読みでは、きる、うがつ、たがね、のみ、と読み、穴を開けるキリ、切る、研究する、集まる、などといった意味になるとの事。いずれも、きわめる、研究する、との意味を含んでいる模様でした。

なるほど。勉強を重ねる、日々研究する、といった意味だったのですね。
またひとつ勉強になりました。本当に、研鑽(けんさん)を積む毎日で御座います。