「うしにひかれてぜんこうじまいり」とはどういう意味?漢字で「牛にひかれて善光寺参り」と記述するとの事。

ラジオを聞いているとまたひとつ、ちょっと気になる語句が耳に残りました。

「ウシにひかれてゼンコウジまいりと言いますが…」

うしにひかれて、ぜんこうじまいり。。??

確か、ゼンコウジ、とは長野県にあるお寺になるのかと思いますが、この「ウシにひかれてゼンコウジまいり」とは、単純に牛と一緒にゼンコウジにお参りする、といった事ではないのでしょうか?
ちょっと気になったので、早速調べてみました。

「うしにひかれてぜんこうじまいり」とは漢字で「牛にひかれて善光寺参り」と記述して、自分の意思とは別の行いで良い方向に事が進む事。思ってもいない事や他人の誘いなどから良い方に導かれる、といった意味のことわざ、慣用句になるのだそうでした。そもそも、心の貧しい老婆が干していた布がウシの角に引っかかり追いかけていくと善光寺(ぜんこうじ)に導かれ、それをきっかけに信仰し心も豊かになった、との逸話に由来しているのだそうです。

なるほど!単純に善光寺にお参りに行く、との事かとこれまで考えておりましたが、自分の意図は反していたが事が善進する、といった意味になるのですね。
またひとつ勉強になりました。