週末恒例車名の由来シリーズ。本日もトヨタの逆輸入車を調べてまいります。
日本でもたまに目にする事も多い丸目が特徴的な四駆、トヨタ・FJクルーザーについて調べてまいります。
「FJクルーザー」とはアルファベットで「FJ Cruiser」と記述して、前半のアルファベット「FJ」とは、ランドクルーザーの初代モデルである、トヨタ・ジープBJ型、から、消防ポンプ車用に強力なエンジンとして改良した、トヨタ・ジープFJ型に似ているとの事に由来してとの事。後半の「Cruiser(クルーザー)」とは、英語で、軍用の巡洋艦、または、宿泊設備などがあるレジャー用のボート、巡航する航空機、パトロールカー、などとの意味になるとの事ですが、トヨタ・ジープとして販売しようと計画した際、ジープとの名称がアメリカ・ウィリアム社の「Jeep(ジープ)」に商標権があるとの事で、ランドクルーザー、との名称にして販売したのだとか。よって、クルーザー、とは、トヨタの大型四駆、ランドクルーザーに由来して用いられているとの事。
北米向けで生産されたトヨタ車ですが、日本の日野自動車で生産されており、そのデザインの良さから日本向けに右ハンドルのモデルも生産され、同じ右ハンドルのオーストラリアやニュージーランドでも販売されていたとの事。2006年から販売が始まり、2018年に販売終了したのだそうです。
なるほど。日本国内でも正規販売されていた北米モデルの逆輸入車だったのですね。
[link] : Toyota Global Site | Vehicle Gallery | FJ CRUISER