「黎明の鐘」とはどういう意味?また何と読む?正解は「れいめいのかね」と読むとの事。

雑誌を読んでいると、またひとつ読みのハッキリしない語句に目が止まりました。

「黎明の鐘になれと…」

黎明の鐘。。。

ハンミョウ??の、、カネ??

まったく意味が分からなかったので、早速調べてみました。

「黎明の鐘」とは「れいめいのかね」と読んで、「黎明(れいめい)」とは、夜明け、明け方、との意味で、新しい事柄が始まろうとしている時、との意味になり、黎明期(れいめいき)などとしても多く使われている模様で、「黎(レイ)」の文字は、音読みでは「レイ」または「リ」。訓読みでは、おおい、もろい、もろもろ、などと読まれ、暗い、黒い、しおどき、または、諸々、多い、などとの意味になるのだとか。これに「鐘(かね)」を合わせて、新しい時代を始める合図、鐘を響かせてくれ、新しい時代の幕開け、などとの意味になるのかと納得しました。
調べてみると、日本で初めてオリンピックに参加したマラソン選手「金栗四三(かなくりしそう)」に、日本選手団の団長であった「嘉納治五郎(かのうじごろう)」が送った言葉になるのだそうで、結果は残念だったけれどもこれからがスタートだ、と前向きな言葉で鼓舞している模様でした。

なるほど。新しい時代の幕開け、これから頑張ろう、とポジティブな表現だったのですね。
またひとつ勉強になりました。