読書をしているとまたひとつ、ちょっと読みの分からない語句に引っかかりました。
「存在感を顕す…」
顕す。。。
顕微鏡(けんびきょう)の「顕(けん)」になるかとイメージしましたが、けんす、、ではないですよね。。
ちょっと気になったので、早速調べてみました。
「顕す」とは「あらわす」と読んで、姿をあらわす、感情をあらわす、などとの意味とは若干違い、良い事を世の中に広く知らせる、といった意味で、功績を顕す、世界に名を顕す、などとして使われるのだとか。
「顕」の文字は、顕微鏡の「顕(けん)」と読まれるように、音読みでは「ケン」、訓読みでは、あきらか、あらわす、あわられる、などと読んで、はっきりとわかる、おおやけになる、との意味のほか、身分が高い、高貴、先祖を敬う言葉、などとの意味でもあるのだそうです。
なるほど。良い意味での存在感を世に知らせる、との意味になるのかと納得しました。また、顕微鏡(けんびきょう)も、微細(びさい)なものを顕か(あきらか)にする、といった意味になるのかと、こちらも合わせて腑に落ちました。
またひとつ勉強になりました。人生日々勉強ですね。