ラジオを聴いていると、ちょっと気になる語句が耳に残りました。
「それが、だいご味なんですよねー。」
「ダイゴ味」。。
本当の良いところ、と言ったイメージではあるのですが、いったいこの「だいご味」とはそもそもどういう意味なのでしょうか?またその語源は?
ちょっと気になったので早速知らべてみました。
「だいごみ」とは「醍醐味」と記述して、本来は牛乳を生成する際の五段階目の味、と言う意味なのだそうです。
そもそもインドから伝わった仏教用語で、醍醐のように最高の教え、という意味で使われていたのだそうです。その昔、牛乳を5段階に精製し、乳味(にゅうみ)、酪味(らくみ)、生酥味(しょうそみ)、熟酥味(じゅくそみ)、醍醐味(だいごみ)と言ったのだそうで、つまり、最上級の味、といった意味になるのだそうです。一説には醍醐味=チーズ、バター、ヨーグルト、などと言っているケースもあるようですが、本当はどうだったのか。
いずれにしても、各プロセスを経て磨き抜かれたもの、苦労を重ねて初めて到達する、といったイメージで使われているようですね。
漢字のイメージからなにかの古い用語なのかとはイメージしていましたが、牛乳の味の事だったとはまったく予想も出来ませんでした。
またひとつ勉強になりました。