「蟄居」とは何と読む?またその意味は?正解は「ちっきょ」と読むとの事。

読書をしていると、またひとつちょっと読みの分からない漢字に目が止まりました。

「蟄居を命ぜられた…」

蟄居。。

カニ、が、居る、いる??

カニ、の漢字に似たような、執事(しつじ)や、執行(しっこう)の「執(シツ)」に、虫(むし)と書くこの漢字は何と読むのでしょうか?

まったく意味が分からなかったので早速調べてみました。

「蟄居」とは「ちっきょ」と読んで、自宅に謹慎する江戸時代以前の刑罰になるとの事。他にも、家の中にこもる、虫や動物が冬眠の為に地中にこもる、といった意味でも使われるのだとか。
「蟄居(ちっきょ)」の「蟄(チツ)」とは音読みで、「チュウ」とも読み、訓読みでは、かくれる、とじこもる、との読みになるとの事。冬眠する虫、虫が地中に隠れる、こもる、閉じこもる、などとの意味になるのだそうです。季節の呼び名の「啓蟄(けいちつ)」は、二月の頭頃の事で、冬眠していた虫が這い出てくる、との意味になるとの事。「居間(いま)」や「居場所(いばしょ)」などで馴染み深い、居る(いる)、住む(すむ)といった意味の「居(きょ)」と合わせて「蟄居(ちっきょ)」として、家にこもる、謹慎する、といった意味になる模様でした。

なるほど。時代劇などで耳にする「ちっきょ」だったのですね。ちなみにカニは「蟹」と書いて、正解(せいかい)の「解(かい)」の字に「虫」になる模様でした。よくよく見てみると、半分下の「虫」が同じだけで、さほど似てませんでしたね。
またひとつ勉強になりました。人生毎日勉強で御座います。