読書をしていると、またひとつちょっと読みの分からない漢字に目が止まりました。
「考え倦ねる…」
倦ねる。。。。???
この「亻(にんべん)」に「巻」でしょうか?と記述する「倦ねる」とは何と読むのでしょうか?
ちょっとハッキリしなかったので、早速調べてみました。
「考え倦ねる」の「倦ねる」とは「あぐねる」と読んで、思い通りに事が進まず困る、もてあます、などといった意味になるとの事。「考え倦ねる(かんがえあぐねる)」や「思い倦ねる(おもいあぐねる)」などと使われて、あれこれ考えても答えが出ない、答えがまとまらない、などとの意味になるのだそうです。「亻(にんべん)」に「巻」と記述する「倦」の文字は、音読みでは「ケン」または「ゲン」。訓読みでは、あきる、あぐむ、うむ、つかれる、などと読んで、疲れる、疲労する、飽きてイヤになる、困る、などとの意味になるのだそうです。
なるほど。「倦ねる(あぐねる)」と読んで、うまくいかなくて困ってしまう、といった意味になるのですね。
まだまだ理解の足りない日本語がたくさんあります。またひとつ勉強になりました。