小説を読んでいると、ちょっと読みの分からない語句に目が止まりました。
「このあたり一帯を牛耳る…」
「うしみみる」??
どこかで見たような気もしますが。。
ちょっとモヤモヤしているので早速調べてみました。[myadgg]
「牛耳る」とは「ぎゅうじる」と読み、意味としては、支配する、と言った意味になるとの事。なるほど「ぎゅうじる」と読めれば分かりました。
あわせて語源としては、その昔中国での事、同盟を結ぶ際の忠誠の証として、牛の耳を切り落とし、したたる血を飲む事によって誓った、という逸話から、同盟関係で主な立場になる事を「牛耳を執る(ぎゅうじをとる)」と言う風になったのだそうです。そこから転じて、組織や団体を支配する、意のままにコントロールする、といった意味で「牛耳る」と使われるようになったのだとか。
なるほど、そう言った逸話があって「牛」+「耳」という構成の語句になったのですね。
またひとつ勉強になりました。