読書をしていると、またひとつ意味のハッキリしない語句に目が止まりました。
「社会の木鐸として…」
木鐸。。。
き、、たん??
まったく意味が分からなかったので早速調べてみました。
「木鐸」とは「ぼくたく」と読んで、古い中国で使われていた振り子が木でできた金属製の鈴の事になるのだそうです。その昔、この鈴を鳴らしながら、法令などの決まり事を庶民に触れ歩いたとの事。そこから転じて、世間に教えを説く人、社会の指導者、などとの意味で使われるようになったのだそうです。ちなみに「木鐸(ぼくたく)」の後半、「金(かねへん)」に「睪」と記述する「鐸(タク)」の文字は、訓読みでは、すず、と読んで、大きな鈴(すず)、風鈴、などとの意味になるのだそうです。
なるほど。大きな鈴、との意味から、社会の指導者、との意味になったのですね。
人生日々勉強で御座います。またひとつ勉強になりました。