「木」に「魚」に「日」と書く「櫓」とは何と読む?またその意味は?正解は「やぐら」と読むとの事。

読書をしているとまたひとつ、ちょっと読みがハッキリしない漢字に目が止まりました。

「○○は櫓に駆け上り…」

櫓。。。

なんとなくどこかで見たことのある、この「木(きへん)」に「魚」に「日」と書く「櫓」の文字ですが、いったい何と読むのでしょうか?またその意味は??

ちょっと気になったので、早速調べてみました。

「櫓」とは、正解は「やぐら」と読んで、火の見やぐら、物見やぐら、などと使われる、高い位置に組まれた構造物、高い場所、などとの意味になるとの事で、他にも「矢倉(やぐら)」と書いて、武器の倉庫、との意味でも使われるのだとか。
「櫓(やぐら)」の文字は、音読みでは「ロ」と読んで、船を漕ぐオール、ろ、との意味で、別の漢字で「艪」とも記述するとの事。訓読みでは、やぐら、おおだて、と読んで、ヤグラの意味のほか、大きな盾、との意味でもあるのだとか。

なるほど。ヤグラに駆け上がって敵を確認する、との意味で使われていた模様でした。
またひとつ勉強になりました。