読書をしていると、またひとつちょっと読みの分からない語句を目にしました。
「いつも恬淡として…」
恬淡。。。
カツ、、タン??
この「恬淡」とは何と読むのでしょうか?また、どういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので、早速調べてみました。
「恬淡」とは「てんたん」と読んで、無欲で物事に執着せず平穏としている、といった意味になるのだそうです。「恬淡(てんたん)」の前半「忄(りっしんべん)」に「舌」と記述する「恬(てん)」の漢字では、訓読みでは、しずか、やすらか、などと読んで、安らか、落ち着いている、あっさりしている、などとの意味。後半の「氵(さんずい)」に「炎」と記述する「淡(たん)」とは、あわい、うすい、などと読んで、色や味が薄い、あっさりしている、執着がない、などとの意味になるとの事で、いずれも、あっさりしている、との意味になる模様でした。
なるほど。欲が無くてあっさりしている、といった意味になるのですね。
またひとつ勉強になりました。