先日知人との会話の中で、よく分からないカタカナ英語?比喩を耳にしました。
「それってパラドックスに入っちゃうよね。アキレスと亀的な。」
「パラドックス」?
「アキレスと亀」??
会話の前後から、なんとなく、迷宮入りしてしまう、答えがでなく迷走する、といったニュアンスで使っているのだろう、と予想は出来たのですが。
意味がよく分かりませんでしたので改めて調べてみました。[myadgg]
「パラドックス(paradox)」とは、逆説、矛盾した言葉、人、といった意味になるとの事。「急がば回れ」といったことわざがありますが、これもパラドックスと言えるのだそうです。一見逆に見えるものの正しい説、というのもパラドックスにあたるとの事。
「アキレスと亀」と聞くと、北野武監督の映画であったな、と思ってしまいますが、この話の由来は古代ギリシャの哲学から来ているようで、簡単に言うと、アキレスくんが今現在亀のいる位置に行こうとしても、実際に着いた時には亀は先に進んでしまっている、といった事なのだそうです。
だから何?って感じで、もうちょっといけば追い越せるじゃん。と考えていたのですが、そういう考え方ではないとの事。
要は、「アキレスくんが亀の位置にたどりつく。時間の経過分亀が進む。」といったプロセスが、細分化されるものの永遠に続く、といったところがポイントなのだそうです。割り切れない数字のように、半分の半分のそのまた半分の半分の、、、、と永遠に計算してしまう事を言っているのだそうです。
なるほど、なんとなく理解出来たような出来ていないような。。
まあでもなんとなく、答えが出ない話、的な事を知人は言っていたんだなと理解できました。
本当にまだまだしらない文言がたくさんあります。
人生日々勉強ですね。
#yaoyolog