ラジオを聞いていると、またひとつちょっと気になるカタカナ英語が耳に残りました。
「多くのサイレントマジョリティーが…」
サイレントマジョリティー。。。
前半のサイレント、とは、静かな、との意味でしょうか?後半の、マジョリティ、とは??
ちょっとハッキリしなかったので早速調べてみました。
「サイレント・マジョリティー」とは英語で「Silent majority」と記述して、前半の「Silent(サイレント)」とは、ラテン語に由来した英語で、静かな、静寂(せいじゃく)、無音、無口、沈黙(ちんもく)などなどといった意味になるとの事。続く「majority(マジョリティ)」とは、古いフランス語に由来した英語で、過半数、絶対多数、または、成人、陸軍、などとの意味でも使われるのだそうです。合わせて直訳すると、無口な大多数、との意味になる模様。さらに調べてみると、静かな大衆、物言わぬ多数派、などと言われ、政治的な主張などを自ら発信しない人達の事を言うのだそうです。対して、声が大きい少数派、との意味で「Noisy minority(ノイジー・マイノリティ)」または「Loud minority(ラウド・マイノリティ)」などと言われるのだそうです。
なるほど。政治関連の話題だったので、人には言わないけど愛国心のある保守派の人、などとの意味で使われていたのかと納得しました。
またひとつ勉強になりました。