先日、とある小説を読んでいると、気になる文言に目が止まりしました。
「訥々と話す様は・・・」
訥々と。。
のうのうと?せつせつと??
この、ごんべんの「言」に「内」と書く漢字は何と読むのでしょうか?またどういう意味?
早速調べてみました。
「訥々と(訥訥と)」とは「とつとつと」と読み、意味としては、口ごもる、とぎれとぎれに、といった意味なのだそうです。つまりは饒舌でない、話べたな感じになる模様です。また他の漢字で「吶々と(吶吶と)」記述する事もあるとの事。
「訥(トツ)」の文字は、訓読みでは、どもる、と読んで、言葉がうまく出てこない、上手に話せない、といった意味になるのだそうです。また「吶(トツ)」の文字も同じ意味になるとの事。
なるほど。ごんべん「言」に「内」と書いて、どもる、との意味だったのですね。トツトツと、と読むとはまったくイメージできませんでした。
まだまだ知らない日本語がたくさんあります。人生日々勉強ですね。