「てんもうかいかいそにしてもらさず」とはどういう意味?漢字で「天網恢恢疎にして漏らさず」と記述するとの事。

ラジオを聞いていると、またひとつちょっと難しいことわざ?を耳にしました。

「てんもうかいかいそにしてもらさず、ですね…」

てんもうかいかいそにしてもらさず。。。

多分、中国の故事などに由来する一文かと思うのですが、コレっていったいどういう意味になるのでしょうか?

ちょっと気になったので早速調べてみました。

「てんもうかいかいそにしてもらさず」とは予想とおり、中国の古い故事に由来する教えで、漢字で「天網恢恢疎にして漏らさず」と記述するとの事。前半の「天網恢恢(てんもうかいかい)」との四字熟語は、天に貼り巡らせている網は絶対に悪事を見逃さない、といった意味になるとの事。前半の「天網(てんもう)」が、天に張った網。との意味。後半の「恢恢(かいかい)」の「恢(かい)」とは、大きい、広い、との意味になるとの事。
後半の「疎にして漏らさず(そにしてもらさず)」の「疎(そ)」とは、目が粗い、との意味で、網の目が粗いように見えるが悪事は漏らさない、との意味になるとの事。また別の言い方で「疎にして失わず」と言われるケースもあるとの事。前半の四字熟語のみで使用される場合もあるものの、本来は後半の「疎にして漏らさず」がついて完成する教えになる模様でした。

なるほど。悪事はいつか発覚する、神様が見てますよ、といった意味になるのかと納得しました。
本当にまだまだ知らない文言がたくさんあります。人生日々勉強です。