「さんこのれい」とはどういう意味?漢字で「三顧の礼」と記述するとの事。

ラジオを聞いていると、またひとつちょっと気になる語句が耳に残りました。

「サンコノレイで迎えた…」

さんこのれい。。。

三個の霊?礼??令???

なんとなく、キチンと迎え入れた、といった意味になるのかとは想像できるのですが、この「さんこのれい」とはどういう意味になるのでしょうか?

ちょっと気になったので早速調べてみました。

「さんこのれい」とは漢字で「三顧の礼」と記述して、立場のある方が特別にお願いする、礼節を尽くして迎え入れる、目上の者が目下の者に丁寧に頼みこんで仕事をしてもらう、といった意味になるとの事。古い中国の謂れに由来しているとの事で、三国志などで有名な劉備(りゅうび)が、軍師として諸葛(しょかつ)を迎え入れる為に三度訪ねて行った、との逸話に由来しているとの事。省略して「三顧(さんこ)」と使われてもいるとの事。ちなみに三顧の「顧(こ)」の文字は、訓読みでは「かえりみる」と読んで、見回す、気を配る、反省する、目をかける、などといった意味で使われるのだそうです。

なるほど。三個、じゃなくて、顧客(こきゃく)、愛顧(あいこ)、回顧(かいこ)、などと使われる「顧」で、三顧、と記述するのですね。
まだまだ理解の足りない語句がたくさんあります。本当に人生毎日が学習の日々で御座います。