テレビを見ていると、ちょっと気になる語句を耳にしました。
「これはエキリです」
「えきり」。。
ドラマの劇中で子供がかかってしまった病名らしいのですが、この「えきり」とはどういった意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。
「えきり」とは漢字で「疫痢」と記述して、幼児がかかる感染症で、赤痢菌が原因になっているとの事。子供の赤痢(せきり)と言われ、1964年頃までにほぼ見られなくなった症状になるとの事。ちなみに、前半の「疫(えき)」とは、流行りの病(やまい)との意味。後半の「痢(り)」とは、下痢(げり)と使われるように、腹を下す、との意味になるとの事。
なるほど。今では子供のうちにいくつかの予防接種を行うので、おおむね感染症には対応できているものかと思いますが、有効な薬のなかった昔は大変だったのでしょうね。
またひとつ勉強になりました。