そもそも「親の七光り(おやのななひかり)」とはどういう意味?その語源とは?

先日友人との会話中に、ちょっと気になる語句が耳に残りました。

「彼は親の七光りだからね…」

おやのななひかり。。

立派な親のお陰でチヤホヤされている、仕事が出来ている、などといった意味で使っていたのかと理解しましたが、そもそもこの「親の七光り」とは、どういう意味になるのでしょうか?またその語源は?

ちょっときになったので、早速調べてみました。

「親の七光り(おやのななひかり)」とは、そもそも「親の光は七光り(おやのひかりはななひかり)」とのことわざを省略した慣用句になる模様で、子供(本人)の実力は大したことなくても、親の力で優遇されている、といった意味になるとの事。
ココでいうところの「光(ひかり)」とは、親が持っている権威(けんい)、人を服従させる威厳(いげん)、威光(いこう)、との意味で、光 = 影響力、との意味になるとの事。数字の「七(なな)」は、大きな、との意味で、七光り = 大きな影響力、との意味になる模様でした。

なるほど。親の七光り = 親の大きな影響力、と言い換えるととっても意味が分かりやすいですね。
またひとつ勉強になりました。