ラジオを聞いているとまたひとつ、ちょっと気になる語句を耳にしました。
「その状態がニョジツに物語っていて…」
にょじつ。。。
なんとなく、明確にわかる、確かな証拠、といったイメージになるのかと思いますが、そもそもこの「にょじつ」とはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので、早速調べてみました。
そもそも「にょじつ」とは漢字で「如実」と記述して、間違いなくその通り、現実のまま、事実のとおり、などとの意味になるのだそうです。また仏教の言葉、仏語でも使われ、真実の姿、真実の教え、などとの意味になるのだとか。
「女」に「口」と記述する「如(ニョ)」の漢字は、音読みでは「ジョ」または「ニョ」。訓読みでは、ごとし、しく、などと読んで、如し(ごとし)は、○○のよう、との意味になり、行く、おもむく、及ぶ、などとの意味でもあるとの事。後半の「実(じつ)」は、訓読みでは、み、みのる、などと読んで、木の実、豊かになる、または、本当、まこと、真心、などとの意味になるとの事。
なるほど。今回の場合は、真実を物語っている、といった意味になるのかと納得しました。
まだまだ理解の足りない日本語がたくさんあります。またひとつ勉強になりました。