ラジオを聞いていると、ちょっと気になる語句が耳に残りました。
「それ、ズボシですよね?」
「ずぼし」。。
核心を突かれた、といったようなイメージなのかと理解しているのですが、そもそもこの「ずぼし」?「づぼし」?とはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。
「ずぼし」とは漢字で「図星」と記述して、本来は弓矢などで使われる的の黒い中心の部分を指しているのだそうです。狙う場所、との意味に由来して、急所、狙い目、とのイメージで、核心を突く、思案した通り、とのニュアンスになる模様です。
ちなみに、弓道に用いられる的には、霞的(かすみまと)、星的(ほしまと)など数種類あり、後者の「星的(ほしまと)」は、中心に黒い丸があるだけのシンプルなもので、こちらの黒丸から図星と言われるようになったのだそうです。
なるほど、そういった謂れがあったのですね。
またひとつ勉強になりました。人生毎日が勉強です。