ラジオを聞いているとまたひとつ、ちょっと気になる語句が耳に残りました。
「そういうコンタンだったのか!」
こんたん。。。
なんとなく、狙い、たくらみ、といった意味になるのかと想像しますが、そもそもこの「こんたん」とはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので、早速調べてみました。
「こんたん」とは漢字で「魂胆」と記述して、心のうちに秘めた企み、策略、といった意味になるとの事。「云」に「鬼」と書く「魂(たましい)」の文字は、そのままの、たましい、との意味のほか、こころ、気持ち、思い、といった意味でも使われるとの事。「月(つき)」に、元旦(がんたん)などの「旦(たん)」と記述する「胆(たん)」の文字は、訓読みでは「きも」とも読んで、内臓の胆嚢(たんのう)、との意味のほか、度胸、肝っ玉(きもったま)、気力、または、判断力、本心、心、といった意味にもなるとのこと。「魂(たましい)」の「胆(きも)」で「魂胆(こんたん)」として、うちに秘めた本心、との意味になっていたのですね。
なるほど。内に秘めた本心、とのイメージですが、魂胆(こんたん)とすると、秘めた企み、との事になり、心の奥底で考えている事が、すべて悪い事を考えている、といったネガティブなイメージになるので、若干腑に落ちないような気分でもありました。
またひとつ勉強になりました。人生日々勉強でございます。