読書をしているとまたひとつ読みの分からない漢字に目が止まりました。
「○○の騒擾によって…」
騒擾。。。
前後の文章や漢字のイメージから、さわぐ、混乱する、といったイメージになるのかと思いますが、この「騒擾」とは何と読むのでしょうか?
ちょっと気になったので、早速調べてみました。
「騒擾」とは「そうじょう」と読んで、騒ぎ立てる、騒動(そうどう)、事件などを起こして秩序を乱す、などとの意味になるのだそうです。
「騒擾(そうじょう)」の「騒(そう)」の文字は、さわぐ、ざわつく、などと読んで、騒ぐ、さわがしい、または、心配する、思い悩む、などとの意味でもあるとの事。後半の、優しい(やさしい)に似た「扌(てへん)」に「憂(ゆう)」と書く「擾(じょう)」の文字は、訓読みでは、さわぐ、みだれる、ならす、などと読んで、入り乱れる、騒ぐ、といった意味のほか、なつかせる、との意味にもなるとの事。
なるほど。そうじょう、と読んで、今でいうところのテロに近いようなイメージになるのかと勝手に解釈しました。
またひとつ勉強になりました。