読書をしているとまたひとつ、読みの不明な漢字に目が止まりました。
「陥穽にはまった…」
陥穽。。。
まったく読めません。早速調べてみました。
「陥穽」とは「かんせい」と読んで、動物などを捕獲する落とし穴、または、人をおとしいれる策略、罠(わな)、との意味になるのだそうです。
「陥穽(かんせい)」の前半、「阝(こざとへん)」に「⺈」「旧」と記述する「陥(かん)」の文字は、訓読みでは、おちいる、おとしいれる、と読んで、陥れる(おとしいれる)、策略にはまる、落とし穴、などとの意味。後半の「穴」に「井」と記述する「穽(せい)」の文字は、訓読みで、おとしあな、と読むのだそうで、いずれも、落とし穴、との意味になる漢字だった模様でした。
なるほど。落とし穴、ワナ、などとの意味だったとは想像できませんでした。
またひとつ勉強になりました。