読書をしているとまたひとつ、ちょっと読みの分からない漢字に目が止まりました。
「歓呼の声は耳を聾せんばかり…」
聾せん。。。
この「聾せん」とはなんと読むのでしょうか?
またその意味は??
ハッキリしなかったので、早速調べてみました。
「耳を聾せん」の「聾せん」とは、ろうせん、と読んで、耳が聞こえなくなる程の大きな音、爆音、といった意味になるのだそうです。また「耳を聾する(ろうする)」と言われる場合もあるとの事。「龍」に「耳」と記述する「聾」の文字は、音読みで「ロウ」と読んで、耳が聞こえない、聾啞者(ろうあしゃ)、との意味になるとの事。
なるほど。耳が聞こえない方の聾学校(ろうがっこう)の「ロウ」だったのですね。
まだまだ理解の足りない日本語がたくさんあります。またひとつ勉強になりました。