読書をしているとまたひとつ、ちょっと読みの分からない語句に目が止まりました。
「糟糠の…」
この「糟糠」とは何と読むのでしょうか?
またその意味は?
まったく分からなかったので早速調べてみました。
「糟糠」とは「そうこう」と読んで、酒粕と米ぬか、との意味になり、転じて粗末な食べ物、または、値打ちがない、つまらない、との意味になるとの事。また「糟糠の妻(そうこうのつま)」として使われる事が多く、貧しい頃から連れ添い苦労を共にした妻、との意味で使われるのだとか。
「米」に「曹」と記述する「糟(ソウ)」の漢字は、訓読みでは「かす」と読んで、酒かす、または、にごり酒、との意味。「米」に「康」と記述する「糠(コウ)」は、訓読みでは「ぬか」と読んで、米ぬか、または、粗末な食べ物、との意味になるとの事でした。
なるほど。酒かすと米ぬかで、粗末な食べ物、との意味になるのですね。
またひとつ勉強になりました。