読書をしていると、またひとつ読みの不明な漢字に目が止まりました。
「窮余の策を…」
窮余。。。
この「窮余」とは何と読むのでしょうか?またその意味は??
ちょっと分からなかったので早速調べてみました。
「窮余」とは「きゅうよ」と読んで、追い詰められて困った揚げ句、苦し紛れ、などといった意味になるとの事。「窮余(きゅうよ)」の前半、「穴(あなかんむり)」に、「身」「弓」と記述する「窮(きゅう)」の文字は、訓読みでは、きわまる、きわめる、読んで、終わる、行き詰る、突き詰める、極み、などとの意味になるとの事。後半の「余(よ)」とは、訓読みでは、あまる、あます、ほか、われ、などと読んで、残る、余計なもの、その他、などとの意味になるとの事。
なるほど。困窮(こんきゅう)や、窮(きゅう)する、などとも使われて、困る、との意味になる漢字だったのですね。
またひとつ勉強になりました。