雑誌を読んでいると、またひとつ読みのハッキリしない語句に目が止まりました。
「本土からは瘴癘の地と呼ばれ…」
瘴癘の地。。。
瘴癘??
まったく読めません。意味もわかりません。早速調べてみました。
「瘴癘の地」の「瘴癘」とは「しょうれい」と読んで、気候風土によって発生するマラリアなどの伝染病、熱病、といった意味になるのだそうです。前半の「疒(やまいだれ)」に「章」と記述する「瘴(ショウ)」の文字は、熱帯地域で起こる病気、との意味なるとの事。後半の「疒(やまいだれ)」に「萬」と書く「癘(れい)」の文字は、流行っている病気、との意味になるとの事。合わせて、熱帯地域の流行り病、との意味になる模様でした。
なるほど。その昔、台湾など亜熱帯の地域は、熱病の地、と言われていた、との意味で使われていたのかと納得しました。
またひとつ勉強になりました。