読書をしていると、またひとつちょっと読みの分からない語句に目が止まりました。
「燎原の火の如く…」
燎原の火。。。
燎原??の、ひ??
この「燎原」とは何と読むのでしょうか?
ハッキリしなかったので早速調べてみました。
「燎原の火」とは「りょうげんのひ」と読んで、盛んな勢いで防ぎようがない、といった意味になるのだそうです。「燎原(りょうげん)」とは、火をつけて野原を焼く、との意味になって、一度野原に付いた火は消すことができない、との意味から言われている、中国の歴史書に由来したことわざ、慣用句の類になる模様です。
ちなみに「燎原(りょうげん)」の「燎(りょう)」の文字は、訓読みでは、かがりび、やく、と読んで、かがり火、焼く、焼き払う、明るく照らす、炙る、などといった意味になるのだそうです。
なるほど。勢いの良い野焼きの炎、との事から、止められない勢いの良さ、といった意味になるのですね。
まだまだ理解の足りない日本語がたくさんあります。またひとつ勉強になりました。