「湿度100%」は水の中って事でしょうか?空気が持てる水の量(飽和水蒸気量)になるとの事。

先日、ふと子供に聞かれました。

「しつど100%って水って事なの?」

ん~~~、、と返答できなかったので、早速調べてみました。

「湿度(しつど)」= 飽和水蒸気量(ほうわすいじょうきりょう)

そもそも「湿度」とは、1立方メートル内の空気中に含まれる水蒸気の量、との意味になるのだそうです。この水蒸気の分量の事を「飽和水蒸気量(ほうわすいじょうきりょう)」というのだそうです。ちなみに「飽和(ほうわ)」とは、最大限まで満たされている限界な状態、との意味になるとの事。

「飽和水蒸気量(ほうわすいじょうきりょう)」は温度によって変化する

またこの「飽和水蒸気量(ほうわすいじょうきりょう)」は、気温によって含む量に差が出来るとの事で、気温5℃では6.8㎥、気温30℃で30.4㎥ などと差が出るのだそうです。

冷えたグラスの結露(けつろ)= 「湿度100%」の「露点(ろてん)」

氷が入ったグラスを使うと外側が水滴で濡れてきますが、あの現象の事を「露点(ろてん)」と言い、冷えたグラスについた空気の温度が下がることにより、飽和水蒸気量に達して水にっているのだそうです。また、雲(くも)や、霧(きり)の中は、湿度が100%であることが多いのだそうです。

「湿度100%」= 水の中ではなく、「湿度100%」= で水になる

水の中はすでに水なので「湿度(しつど)」という考え方ではなく、「湿度100%」は水の中ではなく、「湿度100%」に達すると空気の中の水蒸気が水蒸気でいられなくなり水になる、といった事になる模様でした。
これで子供に説明できます!またひとつ勉強になりました!