読書をしていると、またひとつちょっと気になる語句に目が止まりました。
「伝統の指物で…」
指物。。。
ゆびもの??シブツ??
この「指物」とは何と読むのでしょうか?またその意味は??
ハッキリしなかったので、早速調べてみました。
「指物」とは「さしもの」と読んで、木材を組み合わせて作られる建具や家具などの事を言うのだそうです。クギなどを使わずに、ホゾなどで組み合わせて作成する大変な技術が必要とされる技法になり、指物職人さんの事を、指物師(さしものし)などとも呼ぶのだそうです。語源としては、物指(ものさし)を使って正確に作る、ホゾに差し込んで作る、といった意味に由来しているのだとか。
家具や建具のほか、櫛(くし)や、簪(かんざし)の髪飾りの事も、指物(さしもの)と呼ぶのだそうです。
なるほど。ゆびもの、じゃなくて、サシモノ、と読むのですね。木工の伝統工芸、といった意味で言われているのかと納得しました。
まだまだ理解の足りない日本語がたくさんあります。またひとつ勉強になりました。