読書をしていると、またひとつ読みの不明な語句に目が止まりました。
「貴族の愛妾となる…」
愛妾。。。
あい、、??
どこかで何となく見た事のある気がする漢字ですが、この「愛妾」とは何と読むのでしょうか?
ちょっとハッキリしなかったので、早速調べてみました。
「愛妾」とは「あいしょう」と読んで、後半の「立」に「女」と記述する「妾(ショウ)」とは、訓読みでは、めかけ、わらわ、などと読んで、正妻以外の男女の関係にある女性、側室(そくしつ)、めかけ、または、召使い(めしつかい)などとの意味になるとの事。合わせて、愛する妾(めかけ)との意味になり、妾の中でもお気に入りの妾、との意味になるのだそうです。
なるほど。今では考えられませんが、昔の貴族は多くの愛人を持っていたようで、大変なような羨ましいような。その中でもお気に入りのひとり、との意味だったのですね。
またひとつ勉強になりました。