読書をしているとまたひとつ読みの分からない語句に目が止まりました。
「いつも姦見物の役や…」
姦見物。。。
カン?み、ケン?、もの。。。??
この「姦見物」とは何と読むのでしょうか?またどういう意味になるのでしょうか?
ちょっとハッキリしなかったので、早速調べてみました。
「姦見物」とは「かまり」と読んで、忍者の世界で言うところの、監視、偵察部隊、といった意味になる模様でした。調べてみると「姦見物」と書いて「かまり」と読むのはどうやら当て字になるらしく、忍びの間者、スパイ、との意味で、かまり、かまり物見(ものみ)、と言われるのだそうです。
なるほど。作家先生がスパイ、偵察する役、との意味で、漢字のイメージをあてた語句になるのかと納得しました。
またひとつ勉強になりました。