「ハレとケ」とはどういう意味?漢字で「晴れ(霽れ)と褻」と記述するとの事。

雑誌を読んでいるとまたひとつ、ちょっと意味の分からない語句に目が止まりました。

「時代の移ろいと共に「ハレとケ」という考え方が…」

はれ、、と、、け。。???

腫れ、&、毛。。??

この「ハレとケ」とはどういう意味になるのでしょうか?
チョっと気になったので、早速調べてみました。

「ハレとケ」とは漢字で「晴れ(霽れ)と褻」と記述して、晴れの舞台、晴れの日、などと言われ、特別な日、との意味になる「晴れ(はれ)」と、対して、特別ではない普通の日を意味する、褻の日(けのひ)との語句で構成した言葉になるのだそうです。
晴れ、は、霽れ、とも記述するとの事で、「雨(あめかんむり)」に、「齊」と記述する「霽」の文字は、音読みでは「サイ」または「セイ」。訓読みでは、はれる、と読んで、空が晴れる、心が晴れる、などとの意味になるとの事。「褻の日(けのひ)」の「衣」の真ん中に「埶」と記述する「褻」の文字は、音読みでは「セツ」。訓読みでは、あなどる、け、けがれる、なれる、などと読んで、侮る、汚らわしい、投げる、慣れる、などとの意味になるとの事。

なるほど。晴れの日、は耳馴染みのある語句ですが、平時、普通の日の事を「褻の日(けのひ)」というとは知りませんでした。
まだまだ理解の足りない日本語がたくさんあります。人生日々勉強ですね。