ラジオを聞いているとまたひとつちょっと気になるカタカナ英語を耳にしました。
「これはスラップ訴訟になるので…」
「スラップそしょう」。。
朝日新聞がどこぞの誰某を訴えたとの事で話していた模様ですが、この「スラップ訴訟」の前半「スラップ」とはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので、早速調べてみました。
「スラップ訴訟(そしょう)」は、英語で「Strategic Lawsuit Against Public Participation(ストラテジック・ロースート・アゲインスト・パブリック・パーティシペーション)」と言われるもので、略して「SLAPP」と言われているとの事。「Strategic(ストラテジック)」とは、方策、戦略、との意味。「Lawsuit(ロースート)」とは、訴訟、告訴、との意味。「Against(アゲインスト)」とは、反抗、逆らって、反対する、不可、対抗する、などといった意味。「Public(パブリック)」とは、市民の、公衆の、公(おおやけ)、公共、といった意味。最後の「Participation(パーティシペーション)」とは、参加、加入、といった意味になるとの事。合わせて直訳すると、公共の参加に反する戦略的訴訟、となる模様ですが、日本語では、恫喝訴訟、威圧訴訟、と言われ、強者が弱者に対して報復として行う訴訟になるのだそうです。
また「slap(スラップ)」との平手打ち、ビンタ、を意味する単語もあり、侮辱(ぶじょく)、拒絶、との意味も含んているとの事で、こちらの「スラップ」にもかかった表現にもなるのだそうです。
なるほど。スラップ、との単語があるかと思ってましたが、長文を略した略語だったのですね。
また楽器の奏法などで「slap(スラップ)」という演奏方法がありますが、叩くように弾く、ビンタ奏法、とのイメージで使われているのかとこちらもまた納得しました。
またひとつ勉強になりました。人生毎日が勉強です。