ラジオを聞いていると、ちょっと気になるカタカナ英語を耳にしました。
「あそこから先はスキッドロウになって…」
「スキッドロウ」。。
確かアメリカのロックバンドの名前で聞いた事がありますが、この「スキッドロウ」とはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気なったので、早速調べてみました。
「スキッドロウ」とは英語で「skid row」と記述して、日本語では「ドヤ街」と言われる、ホームレスや失業者、酔っ払いなど、あまりよろしくない状態の人たちが集う街の事になるのだそうです。元々は「skid road(スキッド・ロード)」と言われていた語句で、前半の「skid(スキッド)」とは、滑る、スリップする、との意味で、今回の場合は、切り出した材木を滑らせて運搬する油を塗った丸太、枕木、との意味になるとの事。この「skid(スキッド)」を敷き詰めた道、との事で「skid road(スキッド・ロード)」となったのだそうです。これを由来として、季節労働者や肉体労働者が集まる街の事を呼ぶようになったのだとか。その後「road(ロード)」から「row(ロウ・ロー)」と省略され、使われているのだそうです。
ちなみに「row(ロウ・ロー)」を調べてみると、行、並べる、街、ボートを漕ぐ、口論、喧嘩、と、様々な意味で使われるとの事。
なるほど、治安の悪い地区、といった意味で使われていたのですね。
またひとつ勉強になりました。人生日々勉強です。