「アウフヘーベン」とはどういう意味?ドイツ語で「Aufheben」と記述するとの事。

読書をしていると、ちょっと意味不明なカタカナ英語?を目にしました。

「アウフヘーベンな思考で…」
「アウフヘーベン」

まったく意味が分かりません。。音の雰囲気からドイツ語でしょうか?早速調べてみました。

「アウフヘーベン」とはドイツ語で「Aufheben」と記述して、ドイツの哲学者ヘーゲルさんが提唱した概念との事。ドイツ語の「Aufheben」とは、廃棄、否定する、との意味と、保存、高める、との相反する意味を持っているとの事。相反するふたつの意見がある場合、問題を一段階高いレベルに引き上げ、お互い望む方法で解決する、といったイメージになる模様です。
日本語では、止揚(しよう)、揚棄(ようき)、と訳されるとの事。もともと存在していた日本語ではなくて、アウフヘーベンの事を言った語句になるとの事。こちらで知らべてみると、矛盾する意見を発展的に統一する、といった意味になるとの事。

弁証法(べんしょうほう)と言われる、弁論の技術の事を言うのだそうで、議論、討論の場で使われる考え方になるのだそうです。

なるほど。ちょっと専門的な文言だったようですが、そういった意味だったのですね。
またひとつ勉強になりました。人生毎日が勉強ですね。