「りょうあん」とはどういう意味?漢字で「諒闇」と記述するとの事。

ラジオを聞いていると、またひとつちょっと気になる語句が耳に残りました。

「悲しみに沈むリョウアンの中に…」

りょうあん。。。

前後の内容から、不幸な事柄に関連した語句になるのかとはイメージするのですが、この「りょうあん」とはどういう意味になるのでしょうか?

気になったので早速調べてみました。

「りょうあん」とは漢字で「諒闇」と記述して、天皇の父母にあたる、先代の天皇や皇太后が崩御した際に喪に服する期間の事を言うのだそうです。別の読み方で「みものおもい(御物思ひ)」と読まれる事もあるのだとか。
「諒闇(りょうあん)」の前半、「言(ごんべん)」に「京」と書く「諒(りょう)」の文字は、訓読みでは、さとる、まこと、などと読まれ、思いやる、信じる、真実、明らかにする、などなどといった意味になるとの事。後半の「門(もんがまえ)」に「音」と書く「闇(あん)」とは、訓読みで、くらい、やみ、と読んで、暗がり、暗い、密かに、などとの意味になるとの事。

なるほど。普段使いはまずしない皇室に関連する語句だった模様ですね。
またひとつ勉強になりました。ホント人生毎日が勉強です。